超深絞りのアルミのインパクトプレス
当社の主力事業についてご説明いたします。アルミ材料のインパクトプレス加工から、製缶、洗浄、印刷までの
一貫生産体制を構築し、フェルトペンの軸やスプレー缶、各種アルミ部品を製造しています。
生産設備については、金型、2次加工機、洗浄装置、印刷ラインに至るまで、その大部分を自社で設計・製造しています。
特に細径缶のプレス加工においては、独自の技術を確立しています。具体例として、直径5mm、長さ50mmという
極小サイズの缶の開発に成功し、肉厚0.3mmに対して±0.03mm以内という高精度な製造を実現しています。
素材

加工後

ねじ切り

アルミ加工製品紹介

電池用アルミケース
現在、リチウムイオン電池用アルミケースの開発を進めています。
寸法W60mm×D13mm×H100mm、肉厚0.5mmの角形ケースにおいて、肉厚精度±0.05mmを達成しています。
さらに、2009年度「ものづくり中小企業開発支援補助事業」に採択され、500トンプレス機を活用して、寸法W120mm×D30mm×H150mm、肉厚0.6mmの大型角形ケースを試作開発中です。

アルミ部品
製造可能サイズは直径5mm~70mmの円筒形製品に対応しています。
形状については三角形から32角形まで、また外面六角形で内面円筒形など、多様な異形状の製造が可能です。用途例として、小型ガスボンベ、モーターケース、懐中電灯筐体、エアシリンダー用シリンダーチューブなど、幅広い産業分野の部品製造に対応しています。
使用可能な材質はアルミニウム合金のA1050、A1070、A3003等で、用途に応じて最適な材質を選定いたします。
良い自動機を作るための確認項目例
自動機や装置(FA機器)の製作目的、及び、ロボット化の背景や理由
具体的な導入理由を明確化させて最強の効果を得る
自動機や装置(FA機器)の導入を検討する際は、まず、製作目的を明確にすることが重要です。現状の生産における課題や問題点を特定し、期待される生産性向上の具体的な数値目標を設定します。
また、自動化・ロボット化の背景として、人手不足や技能伝承の課題、作業環境の改善必要性、品質の安定化などを考慮します。これらの要素を踏まえ、現行工程のボトルネック解消や危険作業の自動化など、具体的な導入理由を明確化することで、最適なシステム構築が可能となります。

三習工業の強み
生産工場と併設して設けられた
エンジニアリング部門は、
現場でのノウハウを活かした
設計を得意としております。
- 簡素(シンプル)な機構
- 豊富なアイデア
- チョコ亭防止策
- 使いやすい操作パネル(オペレータ視線)
- メンテナンスを考慮したステージレイアウト
- 現場サイドを重視した段替え機構
- 機械納入後のアフターサービス、メンテナンス等も当社設計エンジニアが担当いたします。
- 機械的なこと、電気的なこと全て社内コミュニケーションが取れますので迅速な対応が可能です。
- 試験装置から量産装置までご要望にあわせた装置をお届けいたします。
- 当社は東北道、圏央道、外環道、首都高速道の利用が大変便利な「久喜IC」そばの工業団地内に拠点を
構えております。